="outline">

鹿児島の弁護士 向総合法律事務所のブログ

鹿児島県弁護士会所属の弁護士向和典が所長を務める「向総合法律事務所」のスタッフブログです。主に鹿児島のニュース、情報について書いていきます。
鹿児島の弁護士 向総合法律事務所のブログ TOP > 本の紹介

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鹿児島の弁護士事務所向総合法律事務所のHP
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

大津秀一『死ぬときに後悔すること25』

死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
(2009/05/25)
大津 秀一

商品詳細を見る


著者は、1000人の死を見届けたという緩和医療医大津秀一さんです。
本書は、緩和医療医という仕事を続ける中で、大津さんが気付いたことなどをまとめたもので、これまで著者が看取ってきた患者さんたちが、死の間際にどのようなことを後悔していたかを綴ったものです。
本書の冒頭に、次のような記述があります。

けれども、その後悔の程度には大きな違いがあった。単純な話だが、明日しぬかもしれないと思って生きてきた人間は、後悔が少ない。明日死ぬかもしれないと思う人間は、限られた生の時間を精一杯生きようとする人間であり、一日一日に最善を尽くそうとする人間である。一期一会を思う人間である(5頁)。



後悔の少ない人生を送りたいものです。
また、本書の11項に、「遺産をどうするかを決めなかったこと」という項目があります。
弁護士として、遺産分割協議や遺産分割調停を扱っている立場からみても、このタイトルのとおりだなと思います。
故人が生前に遺言書を残しておいてくれたら、こんなに揉め事が長期化することもなかったろうに・・・と思うことが多々あります。
自分のためのみならず、残された者のためにも、遺言書はしっかりと書いておいたほうがよいですね。

鹿児島県弁護士会所属 弁護士 泉 宏和
スポンサーサイト

鹿児島の弁護士事務所向総合法律事務所のHP
[ 2011/05/31 10:46 ] 本の紹介 | TB(0) | CM(0)

ウィトゲンシュタインの火かき棒

判例タイムズ1294号(2009年6月15日号)43頁以下に、濱口浩判事による「ウィトゲンシュタインの火かき棒」という論考が掲載されています。
内容はというと、「供述の信用性」に関する論考です。
タイトルにもあるように、ウィトゲンシュタインとポパーとの大激論を題材のひとつとしているのですが、それよりも面白いのはもう一つの題材である、上田豊三元最高裁判事の「『記憶』の風景ー初任時のある体験をめぐって」という随想に関する部分です。
これは、上田元判事や木谷明先生といった錚錚たる顔ぶれが並ぶ第15期のメンバーが、東京地方裁判所での初任時の配属先の決定方法について回顧するとい内容なのですが、面白いのは、この司法界最高の頭脳集団をもってして、回顧の内容が一致しないという点です。
いわんや、私たち一般人が過去の事実について記憶を頼りに供述してもそこに思わぬ記憶違いや思い込みが混入してしまうのは当然のことなのでしょうね。

今度、上田さんの随想の原文の本を読んで、刑事事実認定の分野で多くの論文を発表されている木谷先生が、この事件についてどのように事実認定されているのかを味わってみたいと思います。

鹿児島県弁護士会所属 弁護士 泉宏和
鹿児島の弁護士事務所向総合法律事務所のHP
[ 2011/05/18 13:32 ] 本の紹介 | TB(0) | CM(0)

借金解決係長

奄美の「借金解決」係長奄美の「借金解決」係長
(2009/11/19)
禧久 孝一

商品詳細を見る


著者の禧久孝一さんは奄美市役所に勤務されている公務員です。
本書は禧久さんが、市役所市民生活係長として行った市民の借金問題に対する取り組みをつづったものです。
市役所職員という立場で、ここまでのことができるのか?!という驚きの連続でした。

私は去年本書を読み、非常に面白いと思い、実際に奄美へ禧久さんに会いに行きました。
私は奄美出身であり、私の実家から禧久さんが働いている奄美市役所まで、歩いて10分程度の距離しかないので、里帰りも兼ねて会いに行ったのです。
突然の訪問だったのですが、禧久さんには快く迎えていただきました。
禧久さんと2人で酒を酌み交わしながらあれこれとお話をさせていただいたのですが、自分が弁護士として活動していく上で有益な話をたくさんしていただき、それは私の貴重な財産となっています。

本書の113頁に、
「弁護士過疎地域における法律専門家のあるべき姿とは」
という項があります。
わずか4頁の記述ですが、この中に、禧久さんが弁護士過疎地域であった奄美でどのような苦労をされたかがにじみ出ています。

鹿児島県弁護士会所属 弁護士 泉 宏和
鹿児島の弁護士事務所向総合法律事務所のHP
[ 2011/04/22 11:48 ] 本の紹介 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

mukailaw

Author:mukailaw
(向総合法律事務所)
住所:鹿児島県鹿児島市祇園之洲町53-1ひまわりビル3階
電話:099-247ー3531
FAX:099-247ー3534
HP:向総合法律事務所のHP

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
地域情報
3218位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
九州・沖縄地方
377位
アクセスランキングを見る>>
フリーエリア


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。